緑内障・高眼圧症治療剤「K-115」(国内製品名:グラナテック点眼液0.4%)のタイにおける承認取得のお知らせ
2020-08-26 · D. Western Therapeutics Institute, Inc. · original dwti.co.jp ↗
2020 年8月 26 日 各 位 会社名 株式会社 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 代表者名 代表取締役社長 日高 有一 (コード番号:4576) 問合せ先 経営企画室長 山北 真子 TEL 052-218-8785 緑内障・高眼圧症治療剤 「K-115」(国内製品名:グラナテック Ⓡ点眼液 0.4%) のタイにおける承認取得のお知らせ 当社が創製した Rhoキナーゼ (注 1)阻害薬「K-115 (一般名:リパスジル塩酸塩水 和物、剤形:点眼剤、国内製品名:グラナテック Ⓡ 点眼液 0.4%)」(以下、本剤)に つき、ライセンスアウト先の興和株式会社(以下、興和)より、開放隅角緑内障・ 高眼圧症 (注 2) を適応症として、タイにおいて承認取得した旨の連絡を受けました のでお知らせいたします。 本剤は、 興和にて 2014年 12月より国内販売を開始しており、 販売は順調に推移 しております。国内での承認取得以降、海外販売に向けた検討がなされており、既 にアジア3ヶ国(韓国、シンガポール、マレーシア)で承認取得されております。 本剤がタイで販売開始されますと、当社は興和から契約に基づく実施料を受領 いたします。興和では引き続き更なる海外展開を検討しております。 なお、本件によるマイルストーン受領の予定はなく、2020年 12月期の業績予想 の変更はありませんが、中長期的な業績向上に資するものと考えております。 K-115(国内製 品名:グラナテック Ⓡ 点眼液 0.4%)に ついて 本剤は、世界初の作用機序を有する緑内障・高眼圧症治療剤であり、Rhoキナー ゼを阻害することにより、線維柱帯-シュレム管を介する主流出路からの房水流出 を促進することで眼圧を下降させます。 国内で実施した原発開放隅角緑内障及び高眼圧症の患者様を対象とした臨床試 験において、本剤は、単独での使用及び既存の緑内障・高眼圧症治療薬と併用での 使用のいずれの場合でも、眼圧下降効果を示すことが確認されております。 以 上 用語解説 (注1)Rhoキナーゼ( ROCK:Rho-associated, coiled-coil containing protein kinase) Rhoキナーゼはタンパク質リン酸化酵素(プロテインキナーゼ)の1つであ り、Rho-ROCK経路を介する多彩な細胞応答の制御機構に関与する酵素です。 (注2)緑内障・高眼圧症 緑内障とは、視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させ ることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴 とする疾患です。適切に治療されずに放置すると視野狭窄から失明に至る疾患で あり、日本の中途失明原因の第一位(平成 17年)となっております。また、高眼 圧症とは、視野狭窄が無いものの、眼圧が正常値を超えている病態です。 現在、緑内障のエビデンスに基づいた唯一確実な治療法は、 「眼圧を下降するこ と」とされており、原発開放隅角緑内障(広義)に対する治療では、薬物治療が 第1選択とされております。
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