フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」のグローバル第Ⅲ相臨床試験における被験者への投与完了のお知らせ
2025-06-20 · Kowa Research Institute, Inc. · original kowa.co.jp ↗
1 2025 年 6 月 20 日 各 位 興和株式会社 (以下「興和」 ) は、Rho キナーゼ阻害薬 である 「リパスジル塩酸 塩水和物」 を有効成分とし 、フックス角膜内皮変性症治療剤として開発している 点眼剤 「K-321 (開発コード)」の グローバル 第Ⅲ相臨床試験 において、被験者 への投与が完了したことをお知らせいたします。 本臨床 試験は、 米国・欧州 など、 複数の国・地域のフックス角膜内皮変性症患 者を対象に、デスメ膜剥離 手術後に K-321 を投与した際の有効性および安全性を プラセボと比較して評価することを 目的としています。 なお、投与完了後も二重 遮蔽下 ※ 1 にて被験者の経過 を観察し ています。 これにより、 3 月 18 日にお知らせした試験 ※ 2 と合わせて、 現在進行中 である 2 つのグローバル第Ⅲ相臨床試験での被験者への投与がすべて 完了しました。 リパスジル塩酸塩水和物は 、日本において世界初の Rho キナーゼ阻害作用を 有する緑内障・高眼圧症治療 剤として、 2014 年 12 月より「グラナテック ®点眼 液 0.4% 」として販売しております。 リパスジル塩酸塩水和物は眼内にあるキナーゼに作用する可能性があること が示唆されており、 興和では緑内障のみならず、 他の眼科疾患での可能性を 検討 してまいりました 。興和は K-321 の開発を通じて、 医療現場に新たな治療の選択 肢を提供できるように努めてまいります。 以 上 ※1 K-321 とプラセボのどちらの薬剤が投与されたかを被験者も評価医師も分からない状況のこと ※2 2025 年 3 月 18 日プレスリリース フックス角膜内皮変性症治療剤 「K-321」 のグローバル第Ⅲ相臨床試験における被験者への投与完了のお知らせ フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」の グローバル第Ⅲ相臨床試験における被験者への投与完了のお知らせ PRESS RELEASE 2 ■グラナテック ®点眼液 0.4% について 「グラナテック ®点眼液 0.4% 」は 、リパスジル塩酸塩水和物を有効成分として おり、 Rho キナーゼを阻害することにより、線維柱帯 -シュレム管を介する主流 出路からの房水流出を促進することで眼圧を下降させます。 ■フックス角膜内皮変性症 について フックス角膜内皮変性症は病態の進行に ともない角膜内皮障害に至ります。 重度の視覚障害を有する角膜内皮障害の治療法は、 角膜移植しか存在しないのが 現状であり、有効な治療剤 の開発が望まれてい ます。
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